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2021.06.03

スニーカーのメンテナンス方法・長持ちさせる方法について2



この記事ではスニーカーのメンテナンス方法や、長持ちさせる方法について解説しています。
スニーカーは、実用的なだけではなく、今やファッションアイテムとして欠かせないものとなっています。
足元は意外に目立つ場所なので、メンテナンスを怠ると、あなたのおしゃれを台無しにしてしまうかもしれません。


スニーカーの基本的なメンテナンス方法

スニーカーにはさまざまな種類があり、素材によっては水洗いができないものもあります。
ここでは、素材別にスニーカーをメンテナンスする方法を解説していきます。

合成皮革素材のスニーカー

とても一般的な合成皮革のスニーカーは、水洗いが可能です。洗濯用の中性洗剤、もしくは靴用の専用洗剤を用意しましょう。
靴ひもと中敷きを取り外し、水だけで全体を洗ったら、バケツに洗剤を溶かしてその中にスニーカーを20分程度浸しておきます。
その後、汚れの目立つ部分のみ、歯ブラシでやさしく落とします。
その後、しっかりすすぎ、新聞紙などで水気を取り除いたら、通気性の良い場所に陰干ししましょう。

キャンバス素材のスニーカー

キャンバス地もスニーカーによく使用される素材で、こちらも水洗いが可能です。基本的に、洗い方は合成皮革素材の場合と変わりません。

スエード素材のスニーカー

スエード地のスニーカーは、合成皮革やキャンバス地のように水洗いしてしまうとシミができてしまう可能性があります。
そのため、ブラシとクリーナーを使ってクリーニングするのが一般的です。
まず、ブラシを使ってスエードに付着したゴミやホコリを取り除きます。
続いて、スエードクリーナーを吹きかけます。
スエードクリーナーが、頑固な汚れを浮き上がらせてくれるので、固く絞ったぬれ雑巾などを用意して汚れを取り除いてください。
終わったら、スエード専用のブラシを使って、スエードを起毛させます。
通気性の良い場所でしっかり乾燥させたあと、再度ブラシを使用して整えれば作業は完了です。

レザー素材のスニーカー

レザー素材のスニーカーも、スエード同様、水洗いは禁物です。
レザー素材のスニーカーのメンテナンスは、基本的に革靴と同じ要領で行います。
レザー素材のスニーカーは、履いた日にすぐメンテナンスを行うことが重要です。
クロスかブラシで、スニーカーの表面のホコリをさっとはらう程度で問題ありません。
スニーカーの内部は、レザーの場合、とても蒸れやすいので、特に夏場は軽く水拭きしたのち、しっかり乾かしたほうがよいでしょう。
雨の日にレザースニーカーを履いた場合は、迅速にメンテナンスを行う必要があります。
レザーは、水分が付着するとレザーの内部に含まれている油脂成分などと結びつき、粉のような汚れとして表面に浮き上がってきます。
これを防ぐには、ウエスなどで水滴をしっかり拭き取り、古新聞をスニーカーの中に詰め、通気性の良い場所に陰干しします。
その後、靴用レザークリーナーを使って汚れを落としたら、クリームを塗って表面を保護してください。
雨の日に履く場合は、防水スプレーをシュッと吹いておきましょう。


スニーカーは洗濯機でも洗える?

コインランドリーを利用したことがある人なら、もしかしたらスニーカー用の洗濯機を見かけたことがあるのではないでしょうか?
どこのコインランドリーにもあるものではありませんが、スニーカー用の洗濯機「スニーカーウォッシャー」とスニーカー用の乾燥機「スニーカードライヤー」は、かんたんにスニーカーを洗えるという意味ではおすすめです。
スニーカーの洗濯は、実はかなり面倒な作業です。
しばらく手入れを怠っていたスニーカーは汚れも頑固なので、手洗いではなかなか落とせないこともあります。
その点、スニーカーウォッシャーとスニーカードライヤーは、スニーカーをセットするだけで面倒な作業をすべて自動でこなしてくれます。
ただ、お気に入りのスニーカーを自分で洗う場合は、スニーカーの状態を確かめるという意味でも、手洗いしたほうがよいでしょう。


スニーカーを長持ちさせるためにやってはいけないこと

スニーカーを長持ちさせるには、実は日頃の履き方が重要です。
正しく洗い、正しく履くことで、お気に入りのスニーカーを長く履き続けましょう。

かかとを踏んで履かない

お気に入りのスニーカーのかかとを踏んで履くなど言語道断です。
お気に入りなので、さすがにこのような履き方をする人はいないと思いますが、心当たりのある人は、すぐにやめてください。
かんたんに型崩れしてしまいます。

ひもを緩めて履かない

履きやすさと脱ぎやすさのために、靴ひもを緩めにしている人は多いと思います。
このような履き方をすると、靴の中で足が動いてしまい、生地にシワができてしまったり、伸びてしまったりすることがあります。
履き口も張りを失ってしまうので、このような履き方は避けてください。

足にフィットしないスニーカーは履かない

スニーカーは、足にぴったりフィットした状態で履く靴です。
スニーカーの中にはコレクションアイテムもあるので、それを手に入れたいばかりに、サイズの合わないものを購入する人は多いと思いますが、スニーカーを傷めるだけではなく、自分の足まで痛めてしまうことになりかねません。
スニーカーは、足にぴったりフィットするものを選びましょう。

毎日同じスニーカーを履かない

お気に入りだからといって、毎日同じスニーカーを履くことはやめましょう。
一般的な合成皮革やキャンバス地のスニーカーの場合、履いている間に汗を吸収しています。
ただ、この吸収した汗は、翌朝までには乾ききりません。
毎日同じスニーカーを履くということは、生乾きのスニーカーを履くことを意味します。
これでは雑菌が繁殖し続け、スニーカーは嫌なニオイの温床となってしまいます。
2足以上のスニーカーをローテーションで履くのが理想的です。




普段のお手入れを楽にするスニーカークリーナー

スニーカークリーナーは、普段のお手入れを楽にしてくれる便利グッズです。
スプレータイプのスニーカークリーナーは、泡の力で汚れを浮き上がらせてくれます。
あとはこの汚れを拭き取るだけなので、面倒くさがり屋の人でも、かんたんにクリーニングができます。


結局はスニーカーを大切にする気持ち

スニーカーを長持ちさせるには、日頃のメンテナンスや履き方が重要です。しかし、これらを常に続けることは大変です。
ローテーションしながら、履いたあとはブラシを使ってかんたんなクリーニング…となると、結局はスニーカーへの「愛」がなければ続けられません。
しかし、裏を返せば、スニーカーへの愛着は、スニーカーを長持ちさせるということです。
お気に入りのスニーカーをお持ちの人は、少し自分の履き方やメンテナンスの方法について、振り返ってみてはいかがでしょうか。
スニーカーを集めるのは楽しいことです。
そんな眺めるだけでも人を楽しませてくれるスニーカーですが、やはり履いてこそわかることもあります。
定期的にメンテナンスをすることで、靴底の偏った減り方にも気づけるようになります。
スニーカーはコレクションやファッションの一部であることは間違いありません。
しかし、フィットするスニーカーを履き続けることで、自分の体の問題に気づけることもあります。
スニーカーを大切にする気持ちは、スニーカーを長持ちさせるだけでなく、自分の健康状態を知る目安にもなる…スニーカーはなんとも奥が深い世界なのです。


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